偏差値

偏差値とは、各種テスト・模擬試験などでの受験者全体のなかでの相対的な位置づけをみるために使われる指標です。いわば個人の学力位置を知るバロメータともいえます。試験を受けた人全体の「平均」からの「偏り」の数値を表し、個人の成績が、全体の平均からどのくらい高い方、低い方に偏っているかを示す数値です。偏差値は以下のような算式により決まります。
 
偏差値={(得点-平均点)÷標準偏差}×10+50
 
試験を受けた集団の中心を50として、相対的な位置づけを表しますので、75~25の数値の幅のなかに大部分の生徒の結果が含まれるようになります。
 
 

偏差値は模擬試験により違う

偏差値は、受験者全体の中での「相対的な位置づけ」を示す数値ですので、「受験者全体のレベル」が偏差値に大きな影響を与えます。
 
偏差値は、あくまでも「特定の集団(受験者)のなかでの位置づけ」をみる為の指標ですから、「個人の結果偏差値」、「模試の偏差値表」、「志望校の合格ライン」といった数値は、その試験のなかでの数値という意味しか持ちません。
 
そのため、偏差値は、模擬試験業者によって大きな差がでます。「C中学の合格ライン偏差値が、A模試では偏差値55なのにB模試では60だった」という事は当然のことなのです。これは、各模擬試験を受ける母集団によって、偏差値が大きく変わってくることが原因です。
 
 

中学受験の模試と偏差値

前述のとおり、偏差値は「受験者全体のレベル」により、大きく変わってきます。中学受験の三大模試と呼ばれている「日能研」「四谷大塚」「首都圏模試センター」の偏差値を比べてみると、「日能研」と「四谷大塚」の模試は同レベルの偏差値をだします。「首都圏模試センター」はこれら2つの模試より母体のレベルが低いため、偏差値が5~8ポイント高めにでます。各中学校の合格ライン偏差値も5~8ポイント高めとなっています。
 
 

合格ライン偏差値

各模擬試験は、過去の合否結果や受験者の志望校動向をもとに、各中学校の予想合格ライン偏差値を発表しています。発表される数値は主に「80%合格ライン偏差値」と「50%合格ライン偏差値」の二つです。
 
A中学校の80%合格ライン偏差値が60だった場合、偏差値60の受験生が100名受験したとすると、約80名合格するというのが、80%合格ライン偏差値です。

  • 最終更新:2008-06-24 11:53:01

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